自然ゆたかないすみの美味しい楽しい暮らし。

「ブラウンズフィールド」で感じる、いすみ市の豊かな食と心地よい自然の暮らし

こんにちは、いすみ市にプチ移住して1年のていちゃんです!

横浜で生まれ育った私は、自然豊かな地域に住んだことがありませんでした。

なので、いすみ市に来てみてまず驚いたのが

  • 田んぼがふつうにある
  • 春〜夏はカエルの鳴き声がハンパない

など…!

今では田んぼの様子を見て季節が分かるくらいにはすっかり田舎暮らしにも慣れてきましたが(笑)、都会っ子だった私には最初はどれもが新鮮。

同時に、それまでずっと会社員として働いて消耗していた私にとって、いすみの豊かな自然はとっても心地よく、いすみでの生活そのものが癒しでした。

 

そう、いすみ市は東京からたった1時間で行けるのに、海もキレイでお米はおいしく、野菜は新鮮で自然をたっぷり味わえるので、都会暮らしに疲れている人にぜひ週末に気軽に来てもらいたいです!

 

今回はいすみ市の中でも、特にそんな自然を満喫したい方にぴったりの場所、「ブラウンズフィールド」をご紹介します。

 

ブラウンズフィールドは、

  • わくわくする自然や、自然暮らしを味わえる
  • カフェでは目の前の畑や田んぼで採れたオーガニックな食材が味わえる
  • オーガニック料理が自慢の上質な古民家に宿泊できる
  • マクロビオティックを基本とした「自然暮らし」が体験できる
  • 「ナチュラルストア アサナ」でオーガニック自然食品が買える

など、「週末、気軽に自然をたっぷり味わいたい」という人におすすめ。

 

「いすみ市と言えばここ!」と挙げる人も多いほど、いすみ市を代表するスポットでもあります。

この週刊いすみのコンセプトでもある「自然ゆたかないすみの美味しい楽しい暮らし」をまさに体現しているブラウンズフィールドの魅力をたっぷりご紹介します。

 

都会暮らしに疲れた方、自然を感じたい方はぜひ読んでみてください!

 

ブラウンズフィールドってどんなところ?

「昔ながらの知恵をヒントに、豊かな食を中心とした心地よい暮らし」を提案しているのが、ブラウンズフィールドです。

 

ブラウンズフィールドは、写真家エバレット・ブラウンと料理研究家中島デコが自然に囲まれた暮らしをするために1999年に東京から引っ越してきたおうちです。

そこに、食を中心として、自然と繋がった暮らしをしたいと考える人が集うようになりました。

現在は、エバレット&デコの住まいであると同時に、カフェ・宿泊・イベントなどをおこなう場所となりました。

農園ではオーガニックなお米とお野菜を育て、日本の伝統食である醤油や味噌、梅干し等に代表される発酵食品も手作りしています。

カフェやコテージでは、ブラウンズフィールドや近隣の農家さんの畑で採れた食材で作る、玄米菜食のお料理をお召し上がりいただけます。
調味料から手作りしているので、ぜひゆっくりと味わってみてください。

(引用:ブラウンズフィールドについて | ブラウンズフィールド

 

とWebサイトに記載がある通り、マクロビオティックを中心とした「自然の暮らし」を色々なかたちで味わえる、まさに”フィールド”という表現がぴったりな場所です。

 

私も初めて訪れた時は「なんだ、この空間は…!」と驚くと同時に、とってもわくわくしました。

  • 目の前の畑や田んぼで採れた野菜やお米を味わえるカフェがある
  • 宿泊もできる
  • 自然な暮らしが好きな人たちが集まる居場所でもある
  • イベントも体験できる

 

こんな場所って、きっと日本でも数少ないのではないでしょうか。

 

だから、オーガニックやマクロビオティックな暮らしに興味がある人たちにとっては、一種の「聖地」のような場所になっています。

 

 

私も、

  • 「こんな暮らしがあるんだ」
  • 「自分たちに必要なものは自分たちで作って、ていねいな暮らしってきっとこういうことなんだな」

と、新しい発見がたくさんあり、大好きな場所です。

 

きっとブラウンズフィールドの暮らしに共感していすみ市に移住した人も少なくないと思うし、私自身も「いすみって豊かだな、おもしろいな」と、長く滞在してみたいと思ったきっかけの1つでもあります。

 

ブラウンズフィールドの魅力①わくわくする自然や、自然暮らしを味わえる

まずは何と言っても、豊かな自然を満喫できるところです。

しかも、大きな森や山の大自然というよりも、「暮らしと繋がった心地いい自然」が味わえるのがブラウンズフィールドの魅力だと思います。

 

 

敷地の中には

  • ブランコ
  • ハンモック
  • ティピ
  • ツリーハウス
  • 田んぼ

などがあって、

ヤギやネコもいます。

実際に、敷地内の古民家にスタッフの方たちは暮らしていて、お庭にはよく洗濯物が干してあります。

 

目の前の田んぼや畑で採れた季節の野菜やお米を食べて、シーズンになれば田植えや稲刈り、収穫をして暮らす

 

そして、デコさんやスタッフの方たちが実践している「自然暮らし」そのものを、カフェや宿、イベントなどを通して私たちも体験できる。

 

そんな「暮らしに根ざした自然」を味わえるのが、ブラウンズフィールドなのです。

 

ブラウンズフィールドの魅力②カフェでは目の前の畑や田んぼで採れたオーガニックな食材が味わえる

ブラウンズフィールドの中には「ライステラスカフェ」というカフェもあります。

 

ライステラスカフェのコンセプト

 

ライステラスカフェのごはんに使っているのは、できる限り自分達で作ったお米・無農薬のお野菜・調味料。そして、地元で採れた旬のお野菜たち。素材の味を生かして調理し、卵や乳製品やお砂糖は使っていません。
デザートや美味しいドリンクもとり揃えています。

(引用:ライステラスカフェ | ブラウンズフィールド

私は特にオーガニックやマクロビオティックに気を使っているわけではありませんが、ライステラスカフェのご飯は単純に「おいしい」です。

まず味がおいしい、しかも体にも良い。

ということで、マクロビオティックに関心がある方はもちろん、「自然の中でおいしいものを食べたい方」にもおすすめのカフェです。

 

ライステラスカフェの特徴とメニュー

 

店内は木で作られたテーブルをはじめ、ナチュラルな内装。

 

外の田んぼや畑を眺めながら癒される空間が広がっています。

晴れた日はテラス席が気持ちよくておすすめ!

 

週替わりランチプレート(1,200円)では、地元の新鮮野菜を中心とした6~7種類の週替わり惣菜・玄米ご飯・汁ものが楽しめます。

毎回感激するのが、1つ1つ丁寧に作られた週替わりのお惣菜です。

どれもブラウンズフィールドや近くの農園で収穫された食材が使われているから安心&エコだし、何よりとってもおいしい…!

スイーツも、いつもおいしそうなメニューばかりなのに、どれも卵や乳製品・砂糖不使用というから驚きです…!

季節のフルーツや体に優しい材料だけで作られています。

「久々に体に良くておいしいもの食べたいなぁ」という時は、大体ここに来ます。

 

ライステラスカフェの概要

平均予算:500円〜2000円
営業時間:11:00~17:00(LO16:30)
営業日:金土日および祝日
電話番号:0470-87-4501
Wi-Fi:なし
コンセント:なし
住所:〒299-4504 千葉県いすみ市岬町桑田1501-1

 

ブラウンズフィールドの魅力③オーガニック料理が自慢の上質な古民家に宿泊できる

(参照:慈慈の邸( ji ji no ie ) | ブラウンズフィールド

ブラウンズフィールドには宿泊施設もあるのです。

その名も「慈々の邸(じじのいえ)」。

 

「慈々の邸」のコンセプト

 

慈慈の邸は、写真家エバレット・ブラウンと料理研究家中島デコがプロデュースした、渋モダンな宿。

感性豊かな建築家、左官、大工、庭師等、日本の匠の技を生かして、伝統的な古民家に新しい命を吹き込みました。
藁、粘土、竹など土地の自然素材を使っているので、いるだけで心が和みます。

テロワール(土地の味わい)の考え方と、「発酵」をコンセプトに地元のオーガニックな食材を中心に、心を込めたお料理をご用意いたします。

人と自然、微生物を含むすべての生命を慈しんで生きていきたいという思いを込めて名付けられた「慈慈の邸」。

どうぞ田舎のおばあちゃんおじいちゃんの家に帰るような心持ちでいらして、身体も心もゆったりと過ごしていただけたら幸いです。

豊かな自然の中で美味しい食事をお召し上がり頂き、食後の余韻そのままにお部屋でゆっくりお過ごしください。

(引用:慈慈の邸( ji ji no ie ) | ブラウンズフィールド

 

私は宿泊したことはないのですが、ブラウンズフィールドが提案する「自然に根ざした暮らし」をより上質に体験できて、体の奥から癒される宿だと思います。

 

オーガニックでていねいなお料理と、昔ながらの日本家屋の宿

(参照:お食事(慈慈の邸) | ブラウンズフィールド

宿のお料理も、もちろんオーガニックで体に優しい食材を使って丁寧に作られています。

料理人は中島デコさんの次女、中島舞宙音(なかじままちね)さん。

 

「テロワール(土地の味わい)と発酵」をコンセプトにし、米、醤油、味噌、柿酢、梅酢、梅干しなどもすべてブラウンズフィールドで素材から手作りしたものを使用しています。

 

(参照:施設案内(慈慈の邸) | ブラウンズフィールド

お部屋は伝統的な古民家を改装し、昔ながらの日本家屋の雰囲気を味わいながらも、清潔感のある自然と調和した造り

(参照:施設案内(慈慈の邸) | ブラウンズフィールド

なんと、中には本格的な日本庭園青森ヒバを使ったこだわりの浴槽なども楽しめます。

自然の中で、ゆったりした時間を過ごしたい方にはぴったりの宿ですね。

私もいつか泊まってみたい…!

 

ブラウンズフィールドの魅力④マクロビオティックを基本とした「自然暮らし」が体験できる

ブラウンズフィールドに来て、「こんな自然暮らしをしてみたい」と感じる方も多いと思います。

でも、いきなり自分で始めるのは大変…。

そんな方にぴったりなのが、ブラウンズフィールドで開催している「サスティナブルスクール」と「BFまるごと体験」です。

 

長期的に自然暮らしの方法を学ぶ、全6回の「サスティナブルスクール」

(参照:サスティナブルスクール | ブラウンズフィールド

ブラウンズフィールドで日々心がけている「自然の中にあるものを活かす、無駄にしない」取り組みを体験するスクールです。

30年以上マクロビオティックに取り組んでいる中島デコさんが、今までに培ってきたその経験や知恵をすべて教えてくれます。

(参照:サスティナブルスクール | ブラウンズフィールド

内容は多岐にわたりますが、例えば畑から採れた季節の野菜や自生している野草・果物を使い、マクロビオティックの考えや基礎、アレンジなどを体感しながら学びます

(参照:サスティナブルスクール | ブラウンズフィールド

▼こんな人におすすめ

  • 食に興味を持ち始めた方
  • マクロビオティックを本格的に学び深めたいという方

 

▼日程(2018年の例)

2018年 毎月第3土日開催、全6回コース
① 4月21日(土)~22日(日)

② 5月19日(土)~20日(日)

③ 6月16日(土)~17日(日)

④ 7月28日(土)~29日(日)

⑤ 9月15日(土)~16日(日)

⑥10月20日(土)~21日(日)

すべてのクラスは夕食、朝食、昼食の1泊3食(玄米菜食)付です。

 

▼詳細
料金や、詳しいプログラム内容については以下の公式サイトを参照ください。
サスティナブルスクール | ブラウンズフィールド

 

短期間でブラウンズフィールドスタッフの生活を体験できる「BFまるごと体験」

(参照:BFまるごと体験 | ブラウンズフィールド

「BFまるごと体験」では2泊〜4泊で季節の農作業や、その他ブラウンズフィールドの暮らしに関することを体験できます。

 

▼プログラム内容の一例

  • 薪でのお米炊きやスタッフとともに日々のごはんづくり
  • ライステラスカフェやナチュラルストアアサナで販売用の保存食や調味料・加工品・焼き菓子づくり

など

▼こんな人におすすめ

  • 農のある田舎暮らし、環境にやさしい循環型生活に興味がある方
  • ブラウンズフィールドでの暮らしに興味がある方
  • ブラウンズフィールドのスタッフ仕事を体験してみたい方

※料理教室・マクロビオティックを本格的に学ぶプログラムではありません。
また、オーナーの中島デコさん、エバレットブラウンさんは出張などにより不在の場合もあります。

 

▼日程(2018年の例)
・5月16日(水)から20日(日)5名程度(4泊5日)
・6月1日(金)から3日(日)5名程度(2泊3日)
・6月13日(水)から17日(日)5名程度(4泊5日)
・6月27日(水)から7月1日(日)5名程度(4泊5日)

※希望に合わせて、日程の調整、短縮、延長の相談も可能
※2018年7月以降の日程は追って公式サイトに掲載予定

 

▼詳細
料金や、詳しいプログラム内容については以下の公式サイトを参照ください。
BFまるごと体験 | ブラウンズフィールド

 

自然と繋がった暮らしは、想像以上に体にも環境にも優しく、無駄なコストもかからない、あらゆる観点でメリットのある豊かな暮らしだということに気付きます。

「サスティナブルスクール」や「BFまるごと体験」で気軽に自然暮らしを体験できるのはもちろん、そこで学んだことをできることから家庭で実践してみるのも良いですよね。

 

ブラウンズフィールドの魅力⑤「ナチュラルストア アサナ」でオーガニック自然食品が買える

(参照:ナチュラルストア アサナ | ブラウンズフィールド

ライステラスカフェで使用している調味料や、その他ブラウンズフィールドで採れた食材などは、施設内にある「ナチュラルストア アサナ」で買うことができます。

1つ1つがていねいに手作りされた加工品や、環境にも体にも優しい厳選された品物です。

 

都内でオーガニック食品を買おうと思うと高価なものが多いですが、ここではお手軽に、何より目の前の畑や田んぼで採れた食材なので安心して購入できるのが嬉しいですよね。

なるべくゴミも出さないお買い物を提案しているため、できればビンや容器、エコバッグなどを持参しましょう。

▼取り扱い商品

  • ブラウンズフィールドで採れた食材や他では買えない手づくりの加工品
  • カフェや慈慈の邸で使用する調味料や乾物
  • 美味しいケーキやパンや米や豆
  • 地元の新鮮なオーガニック野菜
  • 小物、雑貨、日用品など

 

ナチュラルストア アサナの概要

営業時間:金・土・日11:00~16:00
※ライステラスカフェ営業日と合わせて営業予定
電話番号:080-4182-8595
住所:〒299-4504千葉県いすみ市岬町桑田1506-3

まとめ:いすみ市の豊かな自然や食、自然と共存した暮らしに興味がある人はブラウンズフィールドがおすすめ!

(Photo by ヒロタ ケンジ|KENJI HIROTA PHOTOGRAPHY

都会暮らしに疲れた人、自然と繋がった暮らしや食に興味がある人にはぜひ一度、ブラウンズフィールドに足を運んでみてほしいです。

東京から1時間ちょっとでいすみ市の豊かな自然や、「自然の中にあるものを活かす、無駄にしない」という暮らし方を体験することができますよ。

今回ご紹介したブラウンズフィールドの魅力は以下の5つです。

  1. わくわくする自然や、自然暮らしを味わえる
  2. カフェでは目の前の畑や田んぼで採れたオーガニックな食材が味わえる
  3. オーガニック料理が自慢の上質な古民家に宿泊できる
  4. マクロビオティックを基本とした「自然暮らし」が体験できる
  5. 「ナチュラルストア アサナ」でオーガニック自然食品が買える

私自身、エコやオーガニックといったことは興味はあったものの、日常で実践はしていませんでした。

ですが、いすみ市に来て、ブラウンズフィールドをはじめとした「自然のものを活かし、体にも環境にも良い暮らし」を知り、少しずつ考えが変わってきました。

いすみ市にいると、自分の食べるものに気を使う人が多いので、私も影響されて

 

  • 白砂糖は使わない、代わりに黒糖やはちみつなどを使う
  • 白米に玄米や古代米などを混ぜて炊いてみる
  • 野菜はなるべくスーパーではなく直売所で安く新鮮なものを買う

 

など、少しずつ食べ物に気を使うようになったのです…!

というのも、知れば知るほど食べ物から受ける自分の健康や環境への影響は大きいと気付いたからです。

ストイックにやろうとすると大変だけど、そんな風に一人一人が自分にできる範囲で、まずは自分の健康や身の回りの環境のことを配慮できたら良いのかな、と思います。

少しでも興味を持った方はぜひ、ブラウンズフィールドの田んぼや畑に囲まれた自然の空気を吸って、おいしいマクロビオティック料理の味を楽しんでみてください。

きっと癒されたり、自分にとって心地いい暮らしを見直すきっかけや新しい発見があるはずです。

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ていちゃん by
フリーwebライター/自然女子ブロガー 自然や旅が好きで、アウトドアや観光スポット記事執筆などをしてます。 2017年5月よりいすみ市にプチ移住し、横浜との二拠点生活。 いすみ市の自然やイベント、おもしろい人たちが大好きです。

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