こんにちは!いすみ市にプチ移住して1年が経った、ていちゃんです!
私が去年の5月、いすみ市にやってくる前に楽しみにしていたことの1つが、「キレイな菜の花を見ること」でした。
というのも、いすみ市に来る前に「いすみ市ってどんなところだろ?」と、ネットやインスタグラムなどで色々調べていたところ、鉄道と一緒に写る一面の菜の花の写真が目に入ったのです。
それは今まで私が見たことないような美しい菜の花畑で、いすみ市に行ったら絶対この景色を見たい!と思っていました。
でも、菜の花の季節は3月中旬〜4月上旬頃。
今年、1年越しに待ちわびたいすみ市の菜の花を、ようやく見ることができました!
そこで今回はいすみ市周辺で、特に菜の花がキレイに見られる、とっておきのスポットをご紹介します。
どちらも地元の人に教えてもらった、本当はひみつにしておきたいスポットです…!
という方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
いすみ市周辺の菜の花と言えば、いすみ鉄道〜小湊鉄道の沿線上の菜の花が特に有名なのですが、なんと地域の会社・市町・住民が協力して菜の花の植栽を行っているのだとか…!
そうして毎年、ていねいに手入れがされているからこれだけ美しい菜の花を見ることができるのですね!
ローカル線と一面の菜の花とのコラボは、鉄道好きな方にとってもたまらないはず…!
まず1つ目のおすすめ菜の花スポットは、「高秀牧場」。
こちらは、菜の花畑を見に行こうとしていたところ、地元の方におすすめしてもらった場所です。
「牧場が菜の花のおすすめスポット?」と、最初はピンとこなかったのですが、行ってみると驚きでした。
そこには絵に描いたような見渡す限り一面に広がる菜の花畑…!!
そうそう、これです!
こんな菜の花畑が見たかったんです…!
期待をはるかに超える美しい菜の花畑に、終始テンションが上がりっぱなしでした。
500円でこの菜の花は積み放題もやっているそうです。
ところで、なんで牧場なのにこんなにたくさんの菜の花が植えられているのでしょうか?
実は、普段畑では牛の餌となる牧草やトウモロコシを育てていますが、冬の間は食用の菜の花を育てているのだそう。
収穫した菜の花は千葉県の名産品であり、高級野菜としてスーパーでも売られています。
そのため、こんなにキレイな菜の花ですが、次は牧草やトウモロコシを育てるため、毎年3月下旬には刈り取ってしまうのだとか。
しかもなんと、昔は2ヘクタールの面積に植えられた菜の花を手作業で収穫し、すべて袋詰めして出荷していたんだそう…!
そうして地元のおばさまたちの協力を得て毎年ていねいに育て、収穫されていた菜の花なのでした。
実は、そんな美しい高秀牧場の菜の花ですが、なんと残念なことに2019年からはもう見られないとのこと…。
こんなに見事は菜の花畑は見たことなかったので、もう見られないのはとっても残念…。
ですが、最後に見ることができて、本当に良かったと思います。
しかも、今年2018年は、菜の花が最後とお花たちも知ってか知らずか、もう一つ嬉しいサプライズが。
実は高秀牧場には、菜の花畑の周りに見事な桜の木も植えられているのですが、例年、桜が咲く頃には菜の花は刈り取られてしまうんだそうです。
それが、今年はたまたま菜の花の収穫が遅れたのと、桜の開花が早かったこともあり、奇跡的に桜と菜の花を一緒に見ることができたのです!
牧場の方も、この10年間で両方同時に見れたのは1度あるかないかくらい珍しい、とのことでした。
私は幸運にも、初めて見た高秀牧場の菜の花畑で、桜とのコラボレーションを楽しむことができました。
牧場内に続く桜並木もとってもキレイなので、来年以降は桜だけでも見に来ることをおすすめします!
ここからはおまけ情報ですが、せっかく高秀牧場に来たら、ぜひ牧場内にあるミルク工房で絶品のジェラートも味わってほしいです!
高秀牧場では約150頭の牛を飼育していて、ミルク工房では搾りたての牛乳を使ったジェラートとチーズを販売しています。
ジェラートの種類も豊富で、さすが搾りたてのミルクを使ったジェラートはどれも濃厚で絶品でした!
ミルク工房は2016年6月に完成したそうで、新しくてキレイな店内です。
店内でゆったり食べることもできますし、お天気の良い日は工房の前のベンチやブランコで食べるのもおすすめです。
すぐ横には大きな牛さんたちも間近に見ることができるので、お子さまでも楽しむことができますよ!
【ミルク工房の営業時間】
・営業時間:10:00〜17:00(フードラストオーダー16:00)
・定休日:4月〜10月 無休
11月〜3月 木曜日
<住所>
〒298-0106 千葉県いすみ市須賀谷1339-1
2つ目のおすすめスポットは、ローカル線・小湊鉄道の養老渓谷駅近くにある「石神」という菜の花畑。
ここは、ネットの写真などを見て「菜の花畑の中を鉄道が走るスポットはどこだろう!?」と、必死に探し回ってようやく見つけた場所。
ガイドブックやネットの情報などには、どれも正確な場所は書かれていないんですよね…。
なので、正直本当は教えたくないスポットです(笑)
でも、本当に感動するほどの絶景だったので特別に紹介しちゃいますよ!
菜の花畑のど真ん中を鉄道が走り抜ける姿は、まるで絵葉書のようで圧巻です。
どこを切り取っても絵になる菜の花畑ですが、おすすめの写真の撮り方はこの2つ。
・上のちょっとした崖のようなところに腰をかけてみる
運が良ければ、ちょうど小湊鉄道が通過して、鉄道とのツーショットも撮れるかもしれません。
・線路の近くで、菜の花畑に埋もれてみる
実は線路のすぐ近くまで行くことができるので、線路と一緒に写真を撮ってみるのもおすすめです。
こちらは菜の花と並んで写真が撮れるので、女性なら一度は憧れる、お花畑に埋もれた写真も撮れます!
ローカル線×菜の花は春の電車旅にもぴったりな組み合わせなので、ぜひこの機会に、小旅行気分でローカル線も乗ってみてくださいね♪
<住所>
千葉県市原市石神227番地
<電車の場合>
(東京駅から)
東京(JR京葉線)〜蘇我(JR内房線)〜五井(小湊鉄道)〜養老渓谷
(大原駅から)
大原(いすみ鉄道)〜上総中野(小湊鉄道)〜養老渓谷
(養老渓谷駅から)
駅からは歩いて5分ほどで石神の菜の花畑に着きます。
線路沿いに歩いて行くと分かりやすいかと思います。
正確な位置は上記の住所をグーグルマップに入力して検索してみることをおすすめします。
いすみ市周辺で地元の人もおすすめする菜の花畑は以下の2つでした。
①絵に描いたような見渡す限りの菜の花畑!「高秀牧場」
②菜の花と小湊鉄道が見られる「石神」菜の花畑
どちらも、ガイドブックにはあまり載っていないおすすめの菜の花畑スポットです。
①の高秀牧場の菜の花畑は残念ながら2019年以降は見られないのですが、桜もとってもキレイに咲くので、桜と絶品ジェラートを味わいに立ち寄るのもおすすめ。
また、上記以外の場所でも、いすみ鉄道〜小湊鉄道の沿線上は比較的菜の花が多く咲いてるので、鉄道旅をしながら菜の花を楽しむのも良いかもしれません。
春にいすみを訪れる方は、ぜひ一面に咲く菜の花畑を満喫していってくださいね!