秋と言えば紅葉!みなさんはもう紅葉を見に行きましたか?
関東各地の紅葉の見頃は、10月中旬〜11月中旬が一般的。
しかし、仕事が忙しかったり、天候に恵まれなかったりという理由で、紅葉を見逃してしまった…という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、千葉県夷隅郡大多喜町にある「養老渓谷」。
養老渓谷の紅葉の見頃は、11月下旬〜12月上旬と、関東の中ではかなり遅めです。また、夷隅地域は都内から車で2〜3時間で行くことができるので、休日のドライブにも丁度良い距離感。
今回は、関東で最後に紅葉が見られる場所、千葉県養老渓谷を紹介します。
「関東で最後に紅葉を見ることができる場所」として有名な「養老渓谷」ですが、紅葉スポットとしておすすめな理由はそれだけではありません。
養老渓谷には、
という3つの見所があるので、1日かけてじっくりと紅葉を楽しむことができます。
それでは、それぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。
養老渓谷には、ハイキングコースが整備されています。
主なハイキングコースは、
の3つ。
時間・体力・行きたい場所に合わせてコースを選ぶことができるので、好きなコースを楽しみましょう。
養老渓谷では見頃の11月下旬〜12月上旬に、
などの主要スポットで、ライトアップが行われます。
夜にライトアップされた紅葉は、昼間とは違う雰囲気でとても綺麗。ぜひ自分の目で確かめてみてください。
養老渓谷のライトアップ
何ヵ所かやってるようです✨
17:00~21:30まで😊 pic.twitter.com/McYbTUT1Qn— みどり (@dvNsrvWb9G8emLC) 2016年12月5日
養老渓谷では、毎年、勤労感謝の日に「養老渓谷もみじまつり」が開催されます。
など、それぞれの会場で催しが行われるので、もし日程が合えば紅葉狩りと一緒に楽しんでみてください。
養老渓谷と言ってもかなり範囲が広く、様々な見所スポットがあります。
そのなかでも特におすすめな
について紹介します。
千葉房総半島最大ともいわれる名瀑「粟又の滝」。
別名「養老の滝」ともいわれ、養老渓谷のシンボル的なスポットでもあります。
全長100メートルに渡って緩やかに流れ落ちていく雄大な滝で、夏シーズンも人気のスポット。
11月下旬〜は、雄大な滝と紅葉の組み合わせは圧巻です。
トレッキングコースも整備されており、周辺を歩きながらじっくりと景色を楽しむことができます。
渓谷の川沿いを歩くことができる「中瀬遊歩道」。
両側の斜面の紅葉を間近で眺めることができ、水面に映る紅葉も趣があります。
そんな中瀬遊歩道の一番の魅力は、「弘文洞跡」。
江戸時代に耕地開拓目的で掘られたもので、最初は人の身長程度の穴でしたが、次第に崩落していき、1979年についに完全に崩壊したのだそうです。
現在は、その独特な景観から景勝地として有名なスポットに。
弘文洞と紅葉を一緒に見ることで、ここでしか見られない景色を楽しむことができます。
養老渓谷地域で、最近までほとんど知られていなかった紅葉スポット「筒森もみじ谷」。
国道から、車ですれ違いができないような細い道に入り1キロほど進むと、道路の両側が色づいたもみじという素晴らしい景色に出会うことができます。
最後に、養老渓谷からは少し離れた場所にある隠れ紅葉スポット「四方不動滝」を紹介します。
大多喜町の隣、鴨川市にある「四方不動滝」は、養老渓谷の帰りにぜひ立ち寄っていただきたいスポット。県道から細い脇道に入り、駐車場からさらに150mほど歩くと、雄滝と雌滝と呼ばれる2つの滝が現れます。
落差はあまりないものの横に広く、開放感があるのが特徴的。周りにはイチョウやもみじがあり、紅葉の時期には色鮮やかな自然の色を楽しむことができます。
滝見台や遊歩道も整備されているので、静かな場所でリラックスしながら、今だけしか見られない景色に浸ってみてください。
今回紹介した場所のほとんどが山の中にあり、見所スポットに到着するまで歩きます。
そのため、
・運動靴
・防寒具・雨具
・水分
・リュックサック
など、軽くハイキングができるような準備をしておいた方が良いかもしれません。事前準備をしっかり行い、快適に紅葉を鑑賞しましょう。
「今年は紅葉が見られなかったな…」と諦めかけている方も、今から見頃の千葉県夷隅郡養老渓谷で、この時期だけの景色を楽しんでみてください。